2006年04月01日

マンションの外観が田舎ほどイマイチな訳

何度か取り上げましたが、つくば市は今マンションラッシュです。賃貸に住む私のポストにも毎日のようにチラシが放り込まれています。最近はどの物件も似たような外観が多いですね。

一般に中層マンションはRC(鉄筋コンクリート)造です。S(鉄骨)造などに比べてコストが安いからです。それをさらに安くしようとして鉄筋を減らしたのが例の事件ですね。

中高層RC造では、強度保持のために柱(や梁)が太く&多くなる大きな欠点があります。このため古いマンションでは室内空間に食い込んだ柱のために和室が5.3畳といった収まりの悪い形になります。

これを避けるために最近多用されているのが、柱を室内空間の外に追い出して柱と柱の間をベランダとして利用する方法です。従来は柱の外にテラスを張り出させるほうが多かったのです。

  (一昔前)         (最近よくある)
  _____
  |テラス|          ______ 
 ■−−−−−■       ■_____■
 |−−−−−|       |−−−−−|
 |−室内−−|       |−室内−−|
 |−−−−−|       |−−−−−|
 ■−−−−−■       ■−−−−−■
(使用のブラウザやフォントによってズレて見えましたらすみません)

なぜそうだったかというと、建ぺい率や容積率で有利だからです。つまり狭い土地に出来るだけ多くの利用空間を確保できるのです。高い地価を前提としていたゆえに出っ張りが生じ、外観にもバラエティーが出来ました。

地価が下がり単位当たりのコストに余裕が出来たがために、凡庸な外観や設計に工夫のないつくりになったとするとやや残念な気がするのです。

住むのにはあまり関係ないですし、外観はその周辺環境を含めて評価されるべきでしょうから、まー単なる雑談ということで。
posted by Naoh at 17:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 住まいの話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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